つわりは辛かった~寝てばかりいた妊娠生活

私の妊婦生活は喜びも大きかったけど,つわりが酷く辛い生活でした。妊娠期間中の体調は本当に個人差があります。あとから聞くと元気な友人は9カ月まで働いていたとか,海外旅行にも行ったとか,マタニティスイミングに行って妊婦友達とランチをしたという話を聞いたりしました。自分の妊婦生活と比べると心から羨ましかったです。私は子供が出来にくかったので仕事を辞めて今でいう「妊活」をしていました。幸いなことに割と早くに妊娠しました。基礎体温も計っていたので妊娠したのではないかとすぐにわかりました。妊娠検査薬で妊娠したというマーカーが出た時の喜びは今でも覚えています。急いで病院に行ったものの,まだ早過ぎるから後1週間したら来てと言われた時には,その1週間が凄く長く感じられました。

喜びと同時に妊娠したとわかった途端,具合が悪くなりました。まるで船酔いをしているような感覚でした。そして妊娠が確定してから6週目に出血がありました。それから家で絶対に安静にするようにと言われました。出血は時々あったのでトイレに行くとき本当に怖かったです。「赤ちゃんがどうか流れませんように」と祈りました。寝ながら「絶対に幸せにするからね。どんな子供でもいいから無事に大きくなってね。」とお腹をさすりながら毎日過ごしていました。

絶対に安静にする決めてからは買い物などは夫に行って貰ったりしていました。それから実家に暫く滞在させて貰って何もしないでとにかく布団にいた覚えがあります。

久しぶりに外食に行ってみようと夫と行ったのは無事に妊娠5カ月が過ぎて6か月目に入るころでした。何故かラーメン屋さんだったのを覚えていますが,小さいラーメン屋さんで病院以外の外の空気を吸うのが嬉しかったです。そして無事に妊娠生活を送れることを感謝していました。暫くすると胎動がしてきて,いよいよお腹には赤ちゃんがいるんだという実感が湧いてきました。

食欲は出てきていましたが,つわりは治まることはなく相変わらず船酔いのような感覚は抜けませんでした。初期の絶対に安静にしていた時よりは家事は少しずつしていたと思います。夫は家事が出来なくてもとにかく赤ちゃんを守っている私を大切にしてくれました。別の時に夫と外食した時に店の中が少し煙草の臭いがして店員さんに出来るだけ,煙草の臭いがしない所に場所を変えるようにお願いをしていました。

お腹が大きくなってくると苦しくなってきましたが,嬉しい気持ちも大きくなってきました。ずっと家で寝ていて人と会うことがなかったので,体調の良さそうな日には母親学級などに行って同じ妊婦の人に話しかけたりしました。それから病院主催の栄養の講座にも出席しました。家族以外の誰かと話したかった・特に同じ妊婦さんと話したかったのです。歩くのも大変だったので,どこか座る所を探しながら歩いていました。時にはタクシーを使っていました。ずっと一人で寝ていたので,妊婦の人と少しだけでも話すことが嬉しかったのを覚えています。友人達とは妊娠中は会えませんでした。体調の波が激しかったのと切迫流産やお腹が大きくなってからもお腹の張りが酷くて切迫早産の恐れもあったので,人と会う約束することは出来ませんでした。

体調の良い時に一度電車に乗った時に年配の方に「気が付かなくてごめんなさいね。」と言われて席を譲って頂いたのは忘れられません。私も妊婦さんを見かけたら席を譲るようにしたいと思っています。