本当に嬉しかった妊娠をしたときの体験談とその苦しみ

一人目を出産した後、年子で次の子産んでもいいね、なんて夫と話していたのに、蓋を開けてみたら6歳の年の差姉妹になってしまいました。その間、流産したり、異常妊娠があったり、辛い思いをたくさんしたので、妊娠初期は嬉しかったけれど気が抜けない、というのが本音でした。異常妊娠の時と同じ病院に通っていたので、先生が「これなら大丈夫」と言ってくれた時が本当に嬉しくて、内診台の上で涙が出てくるくらいうれしかったです。

数年間私が一番欲しかったもの、それはカバンなどに付けられるマタニティマークです。あれを付けている人を街で見るたびに胸が苦しくなっていて、夫に誕生日に何が欲しい?と聞かれた時にはあれが欲しい、と答えてしまうくらいせっぱつまっている感じでした。ですから、実際に区役所であれをもらえた時は本当に本当に幸せでした。どんな宝石やブランドものでも、あの時の嬉しさにはかなわないと思います。

それからは本当に幸せな妊婦生活を送りました。つわりはきつく、だるさで全然動けず、食べ物もにおいだけで吐いてしまうこともしばしばでしたが、2人目を妊娠中、母は動かないわけにはいかないです。普段は幼稚園バスに乗れるのですが、何かの行事の時には自分で幼稚園まで自転車を漕いで連れて行ったり、そのまま行事に参加したり…滅茶苦茶忙しかったです。その時年長だったので小学校に入る準備のためにランドセルを選びに行ったり、妊婦生活をゆっくり満喫することはできませんでした。

それでも子供の胎動を感じたり、検診で子供の顔を見ると幸せしかありませんでした。一人目の出産の後に色々出産や先天性の子供の病気について聞くことも多く、耳年増になっていたので不安もありました。35歳の出産、それも不安要素の一つでした。でも、流産、異常妊娠、それらの後にしっかりとおなかに来てくれたこの子は絶対に強い子に違いない、そんな風に信じていました。

出産予定日は娘の運動会の4日後でした。長女を36週で出産していたため、その日までには産まれてしまうかも…と思っていましたが、娘が必死にお腹にしていた説得が聞いたのか(?)産まれてきませんでした。運動会当日は、見に行っていたけれどまったく動けず、何も覚えていません。クラスに助産師さんがいたので破水したらお願いね、なんて笑っていました。運動会から1週間、予定日の4日後、無事に娘は産まれてきてくれました。長女の時は陣痛促進剤、吸引、と科学の力を借りましたが、今回は自力で出産できました。産まれた直後に元気に泣いてくれた娘に本当に感謝しかありません。

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